chariranの日々あれこれ

chariranの日々のあれこれを綴っています。

仕入れ商品「竜泉」のご紹介

 先日の大鷹に続きまして、今日は「竜泉」のご紹介です!




 窓にうっすら見える白線の十字模様、これが放射状にはっきりしてくるのがいまから楽しみな一品。一見玉扇と勘違いしてしまいそうな姿ですが、実はれっきとした万象です。
(一般に、玉扇は横に葉が並んだ姿に、万象は葉がロゼット型にそれぞれ育ちます)


 万象と玉扇の見分け方として、上から見た窓の形に注目する方法があります。万象は葉の一枚一枚が丸っぽく成長していくのに対し、玉扇は楕円形に成長していきます。この二種の子苗は特に見分けがつきにくいので、困ったときは是非お試しください。


 本日ご紹介の竜泉は、1月20日から販売開始する予定です。
 よろしくお願いします~♪

仕入れ商品「大鷹」のご紹介

 皆様こんばんは、chariranです。
 お店の玉扇の棚が寂しかったので、今日は仕入れに行ってきました~。


 近いうちに仕入れた品物をお店の棚に載せますが、今日はそのなかのひとつ「大鷹」を先行でご紹介いたします。


 それでは大鷹さん、どうぞー!!



 子苗のいまはよ~く見ないと「万象なのか?」と疑いそうになる姿ですが、しかし扇形の窓の外側には、すでに親木にも見られる特徴的なギザギザの波が表れ始めている、将来有望な一品です。(詳しくは、下記の親木へのリンクをご参照ください)


 こちらの大鷹は、一週間後の1月20日(土)から販売開始する予定です。
 よろしくお願いします~♪

謎のハオルシア現る!

 びっくり! とってもびっくりです!!
 世にも不思議なハオルシアをこの目で見ちゃったんですよ!


 それはブログのネタを探して主人の温室を漁りに行ったときのこと……並んでいるハオルシアの鉢の隙間に、なんだか小動物の動く影みたいなものが見えたんです。


 ネズミか何かでしょうか?
 せっかく育てたハオルシアの数々、齧られでもしたら大変です。駆除しないと!


 すぐに殺鼠剤を取って戻ったんですが、残念なことに影は消えていました。
 ですが……目の錯覚でしょうか? ハオルシアが、ひとつ、増えてる、ような……?



 ……わたしの目が確かなら、鉢の隙間でぴょんぴょん跳ねてるように見えます。
 頭から五本の緑色の草を生やした、くりんくりんのお目目をした謎のハオルシアが……




 結局、目が合った次の瞬間、あのハオルシアは煙になって消えてしまいました。


 あとで主人に聞いてみたんですが、うちで育てているものではないということで。
 いったいどこから入ったのでしょう? 謎は深まるばかりです。


 でも、きっと新種のハオルシアに違いありません。
 謎だらけなので、ナゾノクサと命名しましょう。また出てこないかなあ……

素人に厳しいオブツーさん

 皆様こんばんは。chariranの息子です。
 chariranがコタツムリと化したので、前回に引き続きオブツーサ徒然(というか自分用覚え書き)です。


 オブツーサの特徴といえば、薔薇みたいなロゼット型の姿に透明な葉先は外せないところ。そしてその大枠のなかで種類ごとの特徴によって分けられてるイメージです。


 さて、種類が違うなら姿形も変わってくるのは当然ですが(たとえば黒オブツーサとドドソン。種類が違うから形も違う)、けれどオブツーサは同じ種類でも全然見た目が違うのがごろごろしてるから困りもの。ヤフオクとかを覗いても、「このオブツーサ、本当にその種類のオブツーサかい?」という地点から疑ってかからないといけない始末で。


 そうなってる理由は単純で、違う種類のオブツーサと掛け合わされてできた子苗が親と同じ名前で出品されたりしてるからです。同じ種類のオブツーサ同士を掛け合わせたって多少は変わってくるのに、違うの掛けたらそりゃそうだって話でしょう。


 しかもこの話にはまだ先がありまして。


 実は、ハオルシアは別の品種のハオルシアと掛け合わせることができます。当然その種を取って育てた次世代は品種同士のハーフとなりますが、それが片親の名前で出品されてるようなケースもそこかしこに散見されるのです。もはや「このオブツーサ、本当にその種類のオブツーサかい?」ではなく「このオブツーサ(と紹介されてる)何某、そもそも本当にオブツーサかい?」で頭を悩ませるレベルなわけですよ。ええ。


 たとえばこちら。ご覧ください。



 これ、オブツーサのディルシアナ(ジョイアエ)という触れ込みで出てたものですが、手元でじっくり眺めてさえホントにそうなのかわからない。隣に「ディルシアナ」でググった画像群まで置いて見比べてるのに……。


(調べる限り、どうもオブツーサの系統は外ではなく内に向けて反った葉の集合で姿を作ってるイメージなのだが、これは明らかに外に反っていて、何か別のものがかかってるような気がしなくもない。真相は神のみぞ知る……)


 結局、オブツーサに興味があってもどこから始めればよいのか、どこに指針を置けばよいのか素人にはまるでわからない。どこからどこまでがオブツーサで、どこから先がオブツーサでないのか等々……悩み始めると切りがない。


 馬の世界で例えると(状況の異常が)わかりやすい。たとえばノーザンテーストという種牡馬から生まれた仔馬はノーザンテーストではありません。ノーザンテースト「産駒」です。でもオブツーサの子苗は(何と掛けたかに拠らず)オブツーサと呼ばれたままあちこちに散らばって……ほら、きっとこれが混乱の元凶だと思うのですよ。


 というわけで、当方のような「オブツーサに興味はあるけど入り乱れすぎててワケわからん」という方は、紹介されてるオブツーサ種名の後ろに「産駒」とつけて考える癖をつけるといいんじゃないか(それが本当にオブツーサかどうかはわからないけど、少なくとも多少は先祖に混ざってるのだろう的に)と思った次第。


 で、以上を踏まえて次回からは、それが「どれぐらい%の○○○○(オブツーサの種類)なのか?」を判別するための指針として、オブツーサのメジャーな種をひとつずつ紹介していこうと思います。それでは、それでは、それでは~。

暴飲暴食の報い……?

 今日は主人と一緒に正月明けの運動に行ってきました。


 首はボキボキ、足はガクガク、腰もギクギクの満身創痍。正月に食べ過ぎた報いでしょうか? ハウスのなかでのんびり日向ぼっこしてるハオルシアが羨ましい限り……


 さて、今日はそんなスローライフ満喫中の彼らから大迫力の一鉢をご紹介。
 三仙寿です!


 
 ぷくぷくした葉っぱが競い合うように並んでいて、まるで緑色の薔薇みたいじゃありませんか?


 三仙寿はオブツーサとレツーサ(orコンプトニアーナ)の交配種と言われていて、特にオブツーサの要素が色濃く出ているタイプがそう呼ばれているそうです。
(反対にレツーサの特徴が濃く出ているタイプはオラソニーと呼ばれているみたいです)